個人事務所で働く場合のメリットとデメリット

設計業界に転職、就職する際に多くの人が悩む点が「大手設計会社と個人事務所
どちらが良いのか」
ということではないでしょうか。

実際私も悩み、結果大手と個人の両方で働く経験をしました。

今回はそんな悩みをお持ちの皆さんに「個人の設計事務所で働くこと」
のリアルなメリット・デメリットをお伝えします。

個人事務所のメリット

時間と休みの融通がきく

個人の設計事務所は一般的に前職の仲間同士で立ち上げたり、夫婦で立ち上げたりと、
非常にアットホームな事務所がほとんどです。

そのため勤務時間や休みはかなり融通がききます。

定時はあったとしても、やることをやっていればそこまで細かく管理されません。

例えば私が今働いている事務所も元々フリーランスだった人が会社を立ち上げたもので
社員が2人しかいないため、かなり時間に融通がききます。

 

フリーランスだった人Aさんは作業時間を自分で調整できるので

徹夜明けの午後眠くなると「ちょっと寝ます」といって机の下に
マットを敷いて寝ています。

「子供を病院に連れて行くから少し遅れます」

「銀行に行くので遅れます」

ということもたまにあります。

休みも自分で決められます。

Aさん 「子供の卒業式があるからこの日は休みね」とか

奥さんが熱を出した時は朝電話がかかって来て
「今日は休んでください」と言われたこともあります。

会社の夏休みは「ここからここまで休みにしよう」の一言で決まったりします。

私は主人の夏休みに合わせて休みをとらせてもらいました。

色々なジャンルの仕事ができる

大手の会社はチーム制になっていることが多く
アパレル、物販、イベントなどのカテゴリーに別れています。

アパレルチームに所属している場合は基本的にアパレルの仕事しかしません。

反対に個人事務所はチーム制では無いので自分たちが限定しない限り
色々な業種から仕事の依頼を受けることができます。

うちの事務所はイベント系の仕事がメインではありますが、
アパレルや飲食店の改装の仕事もあります。

未発表の家電や化粧品の情報も入ってくるので特別感があり楽しいです。
(完全社外秘情報です!)

個人事務所のデメリット

営業がいない

大手会社では営業とデザイナーの仕事がきちんと別れていて
請求書、見積書を作ったり改装時に必要な備品の発注、納期確認は営業の仕事です。

しかし個人事務所は営業がいないので自分で全てやらなくてはてはいけません。

元フリーランスのAさんは事務処理が苦手なので相見積もりの
まとめを手伝うことがあります。

個人事務所のデザイナーはデザインや図面を書く以外の事務作業にも
時間を割かなくてはいけません。

施工管理をする

通常工事の現場では施工管理をする監督がいるのですが
外注していない場合は自分達がやらなければいけません。

店舗の工事は夜間に行うことが多いので事務所の仕事を一旦切り上げた後
夜中に車で現場まで行って設営を手伝います。

撤去をするときは夜中の場合もあれば昼間の場合もあります。

どちらにせよ自分が顔を出さなくてはいけません。

スキルをシェアできる仲間が少ない

大勢のデザイナーがいる会社であれば色々な人のデザインや
物件の情報を知ることができます。

新商品の情報や使い方などもシェアできますがうちの事務所のように
社員が2人しかいない様な小さな個人事務所では情報共有が
限られた範囲に留まってしまします。

自分たちで意識して情報を入手しないと好みの偏った情報しか入ってこなかったり
デザインを比べる対象が少ないので自分のデザインを客観的に見ることが
難しいかもしれません。

 

いかがでしたか?

個人の設計事務所には小規模ゆえのメリットがある一方、
大手に行かないと叶えられないデメリットもあることが
おわかりいただけたのではないでしょうか。

何を基準にどちらを選ぶかは皆さん次第ですが
現在私は小さい子供がいるので時間の融通がきく個人事務所を選んで本当に
良かったです。

参考にしていただけると幸いです。

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