アシスタントが見てきたリアルなインテリアデザインの仕事と求められるスキル

6年以上内装設計事務所で設計のアシスタントをしてきました。

現在はパートで働いていますが、派遣で働いていた
時もあり、そこから社員を目指していましたが
あまりの過酷さに断念しました。

これから設計業界を目指す方にリアルな業界の
仕事内容をお伝えします。

インテリアデザイナーとは

すでにあるもしくはこれから建設される建物の中身を、
ゼロから設計する仕事です。この場合は空間デザイナーと呼ぶこともあります。

住宅、店舗、事務所、イベントブースなど設計対象は多岐に渡ります。

家具や照明のデザインをする人のこともインテリアデザイナー
もしくはプロダクトデザイナーと呼びます。

どちらの場合も必須の資格はありませんがCADが使えることは
必須のことが多いです。

手書きのスケッチも描けるに越したことはありません。

仕事内容

簡単に仕事の流れを紹介します

  • STEP.1
    ヒアリング

    依頼主のイメージ、コンセプト、予算の確認

    イベントブースであれば、見込み客数、イベント期間の確認など

  • STEP.2
    プレゼン

    ヒアリングした内容に沿って図面、スケッチを描いたり

    サンプルを貼ってプレゼンボードを作ったりもする

  • STEP.3
    図面作成

    プレゼンの内容でOKが出れば詳細図面を作成

  • STEP.4
    備品発注
    店舗やブースで必要な備品を発注、納期の確認をする
  • STEP.5
    引き渡し
    工事完了後、実際に設計者が立ち会って
    物件を引き渡す
  • STEP.6
    (撤収して終了)
    イベント系は撤収するところまで手伝うこともある

実際のところ

こんなにすんなり行かないことがほとんでです。。

例えば…

・プレゼン用にざっくりした図面を持って行った後

実際現場で寸法を測ったら クライアントからもらった図面と大分違っていて

ほぼ全て書き直し

・A案で決定して図面を進めていたのに

やっぱりB案にしてほしいと言われてプレゼンからやり直し

・工事が始まって壁を剥がしたら設備関係の触ってはいけないものが

出てきたり…

予測不可能なことが多々出てきます。そして何物件も
抱えているので プレゼンや図面提出が連日になると
社員は徹夜続きです。

床にダンボールを敷いて寝たりしています。。

着替えていないので近くのユニクロで服を買いに行ったり
朝トイレで歯ブラシをしているのをよく見かけました。

この状況を見て派遣社員から正社員になることを諦めました。

もちろん結婚して子育てをしながら働いている方も
多くいらっしゃいますが、まだまだ男社会です。

なので出産後も仕事を続けたい方はよく検討してください。

デザイナーに求められるもの

アシスタント業務を全てできることに加えてさらに高度なスキルが必要です。

例えば…

  • ヒアリング力
  • 管理能力
  • 建築知識や材料の幅広い知識

お客様のニーズを理解していないと、いくらデザインの提案をしてもokは出ませんし
複数の物件を抱えていると締め切りが連日になることがあります。

何を優先して作業を進めなければいけないのか考えながら
作業を進める必要があります。

うちの事務所は定期的にみんなで全物件の進捗状況、締め切りを
確認して、作業分担をしています。

基本的に繁忙期は無くて仕事があれば常に繁忙期という感じです。

逆に仕事がない時は暇で心配になったりします。
嵐の前の静けさの様な気がして、この後どれだけ忙しくなるの?
という恐怖に襲われます。。

体力は必須です。

徹夜や出張がある仕事なのでとにかく体力勝負です。

個人事務所のデザイナーは特にフットワークが軽くないと仕事が回りません。

イベントの撤去を手伝ったり、東京から関西まで日帰りの仕事があったりと
事務所にほとんどいない時もあります。

知り合いのデザイナーは忙しい時はニンニクをいっぱい食べる、滋養強壮の
ドリンクを飲みまくるなどの対策をしていました。
(ニンニク食べ過ぎは要注意です。プレゼンの時はやめましょう)

体育会系出身のデザイナーがきつい仕事というくらいなので
体力に自身がない方は休日は筋トレやジムに通うと良いかもしれません。

徹夜の状態が続いたり、事務所で図面作業が続くことがあるので
とても太りやすくなります。

午後は特に甘いものが欲しくります。そのくせ運動はしない…

当然太りますよね。なので強制的に運動をしましょう。

まとめ

デザイナーと聞くと一見華やかな仕事に聞こえますが
実はすごく地味で何度も同じ作業を繰り返します。

それでも自分はものを作りたい、デザインをしたいという方は
ぜひデザインの業界に飛び込んでください。

みんなでデザイン業界を盛り上げましょう。

 

 

 

 

 

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