デザイン事務所でアシスタントからデザイナーになるためにするべきこと

設計事務所で6年以上アシスタント業務をしてきた
経験からアシスタントを経てデザイナーになるために
するべきことを紹介します

アシスタントとデザイナーの違い

アシスタントとデザイナーの違いは一人で1物件こなせるかどうかです。

一人前のデザイナーは1人で打ち合わせ、デザイン、図面をかく、引き渡しまでできます。
アシスタントはデザイナーの補佐です。 電話対応や書類整理などの雑務もあります。

未経験者がいきなりデザイナーとしてデザインをさせてもらえることは無いので
(というかできないので)みんな最初はアシスタントからスタートします。
そして徐々に実力をつけてデザイナーになっていきます。

デザイナーになるためにやっておくこと

ではデザイナーになるためには何をしたら良いのでしょうか?
やっておくべきことを5つあげます

インプットを増やす

デザイナーはデザイン、設計をする上で様々な知識が必要になります。

知識を増やす方法として

  • 展示会や自分の仕事に関係ありそうなイベントに行く
  • 新しくできた建物の見学をする
  • 流行っているものに敏感になっておく
  • 新しい見本帳に目を通す

などです。

メーカーから新商品の展示会の案内が来たりするので
アシスタント時代は特に積極的に足を運ぶべきです。

そこで営業マンと仲良くなっておくと在庫を優先的に確保してくれたり
これから出る新商品の情報を早めに教えてくれたりします。

実際に商品を触って、説明をしてもらうと知識がグッと深まり
プレゼンするときにも説得力があります。

ちなみに展示会ではワインのお土産をもらえたりもします。
チーズが食べ放題の時もありました。

最近はインスタ映えするブースをつくって欲しいという要望が
増えているので、写真映えするデザインを考えたり
どうしたら写真をとってもらえるかなどの来館者の心理を
考えなければいけません。

そのためにも広い知識が必要になってきます。

CADの練習

毎日使うので強制的に覚えさせられますが、イラストレーターやフォトショップの
知識も深めるとより作業が効率的かつ完成度が上がります。

できれば自分で購入して自宅で練習してみるのが良いです。

フォトショップの主な使い方
・ベクターワークスで取り出した画像を元に写真をはめ込んだり
明るくするために光の調整をする
・図面に貼り付ける写真を切り抜く
イラストレーターの主な使い方
・サインデータ、ラベルデータをつくる

のぼりサインや座席のラベルデータの作成を
するときにイラストレーターを使います。

イベント関係はのぼりのサインやロゴの入ったパネルのデータ作成が多いです。

毎年受ける仕事で花火大会の座席ラベル作りもあります。
会場の土手に大量のラベルシールを貼らなくてはいけないので
バイトを雇って貼っているそうです。
私はやったことがありませんが、真っ黒に日焼けするそうです。。

データ印刷はサイン屋さんにお願います。
専門の印刷機が必要な場合がほとんどなので設計事務所が
印刷することはまずありません。

会社のポートフォリオもイラストレーターで作っていました。

アートボードという機能を使うとパース画像の管理が簡単にできます。

自分なりにデザインしてみる

先輩のデザインを真似しながら自分だったら
どうデザインするかを描いてましょう。

思っている以上に難しいです。
誰にも見せなくても良いです。

アイデアが出てこないのは知識が足りないことが
ほとんどなのでデザインを考えることで、何の知識が足りないか見えてきます。

そのためにはインプットが大事ですし
手書きのスケッチがかける方が打ち合わせの時に説明が楽です。

デザインは経験が大事なのでとにかく数をこなした人が勝ちです。

論理的思考を持つ

お客様にデザインしたものを説明して納得してもらわないと先に進めません。

ただ直感的に”かっこいいから”だけでは説明になりません。
なぜこの形なのか、なぜこの色なのか説明できるように、またなぜ
かっこいいと思ったのかを表現できるようになるべきです。

プレゼンテーションで自分のペースに持っていくには
コミュニケーション力、説得力が必要です。

ぜひ日頃から言葉で表現できるように練習しておいてください。

人脈を作っておく

メーカーの営業や業者と仲良くなっておくことも重要です。

営業は自社製品の施工例を教えてくれたり
素材の使い道をアドバイスしてくれます。

施工業者は職人気質で頑固な人が多いですが
そこをなだめて人間関係をスムーズにしておくと
仕事もスムーズに行きます。

業者と仲良くなっておくと業界ならではの特典もあります。

事務所のプチ模様替えの時に仲の良い施工業者さんに衝立の作成を依頼しました。
事務所に電動カッターを持ってきてその場で作ってくれたのですが
早いし綺麗な仕上がりで思わず拍手してしまいました。

照明器具の交換も馴染みの電気屋さんの依頼したのですが
インパクトを使ってササッと終わらせてくれました。

施工料はタダ同然だったと思います。

デザイナーになるための姿勢

どの仕事にも共通することですが大事なので伝えておきます。

全力で取り組む

最初はできないなりにとにかく全力で取り組んでください。
デザインができるできないの前にやる気があるかどうかが大事です。

一生懸命な人には上司も一目置いてくれます。

真剣にアシスタント業務をこなしている中で徐々に
造作のデザインを任せてもらったり、一人で打ち合わせに
行かせてもらえるようになります。

そこの仕事をきちんとこなしていけば最終的には
1物件任せてもらえるデザイナーに昇格できます。

締め切りは守る

当たり前ですが締め切りや時間は必ず守ってください。

デザイナーはルーズな人が多くてプライベートで遊ぶときも
遅刻するのが当たり前の人が結構いました。

お客様との締め切りも守れず遅れる連絡もしないデザイナーがいましたが
みんなその人と仕事をしたくないので 色々なチームを
たらい回しにされていました。

絶対にそうはならないでください。自分で自分の首を締めるだけです。

今の事務所の新人君も最初はかなり遅刻をして怒られていました。

信用がなくなったらデザイナーになるどころか食べていけません。
どうかそこは危機感を持って取り組んでください。

まとめ

先輩デザイナーたちもアシスタントからスタートし
それなりの努力をしてきました。

デザイナーになることは大変なことが多いですが
ぜひ自分の夢に向かって進んでください。

 

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